AKA-博田法とは?
AKA-博田法「エーケーエー」とはArthro Kinematic Approach ( 関節運動学的アプローチ )の略で、関節運動学に基づき、関節神経学を考慮して、関節の遊び・関節の滑り等の関節包内運動( 関節の中の動き )を治療する方法及び関節面の運動を誘導する方法と定義されています。
どんな治療法なの?
AKA-博田法の治療の実際
治療を開始する関節は、まず、脊椎の下端にある仙骨と骨盤骨の腸骨の間の仙腸関節です。この関節は最近まで動かない不動関節といわれていましたが、実際には数ミリ動くことが当学会の研究でわかってきました。治療者はこの関節の動きを感じながらゆっくりと動かします。そのため治療を受ける患者様は、触れられる程度にしか感じません。この関節の動きの異常や炎症は、レントゲンやMRIなど検査画像には現れないので、AKA-博田法で直接この関節を動かして、改善させることで異常が判明します。治療頻度は、2~4週間に一度が理想ですが、少なくとも一週間は空けた方が安全です。
その他、詳しくはこちらをご覧ください。
どんな症状に有効?
AKA-博田法の効果が期待できる症状
【 腰痛 】
腰痛、なかでも重いものを抱えたり、不意に腰を動かしておこるギックリ腰には効果が期待できます。この場合一回の治療でほとんど腰痛が消失することもあります。他の病院で神経痛や椎間板ヘルニアと診断されたが、症状が改善しない場合や、脊柱管狭窄症と診断されたが、腰の曲げ伸ばしによる腰痛が残る場合は効果が期待できます。勿論ヘルニアが原因で腰痛が生じることもあり、その場合AKA博田法で治療しても効果がなければ、当院ではMRIを撮像して、ヘルニアが確認されれば、神経根ブロックを実施して腰痛の原因を突き止めます。
【 頚部痛及び頑固な肩こり 】
いわゆる寝違いといわれる頚部痛には効果があります。
高齢者の頚部痛は、炎症が原因である疑痛風によるものがありますが、血液検査で診断可能で、この場合鎮痛剤を投与すれば劇的に改善します。頸椎の神経痛との鑑別は難しい場合がありますが、MRIや神経学的所見を参考に、AKAを実施して効果がなければブロック治療も考慮します。
【 股関節痛 】
腰痛のあるなしにかかわらず、炎症やレントゲンで異常がない場合には、1,2回の治療で完治します。
変形性股関節症による股関節痛の治療は鎮痛剤の投与か手術しかないの現状ですが、AKA療法は疼痛をかなり軽減します。当院でも10年近く手術をせずにAKA治療を受けておられる方もいます。ただしレントゲン上の変形や股関節の動きを改善することはできません。
人工関節手術の適齢期である60歳までの繋ぎの治療とお考え下さい。手術を勧められたが、手術に踏み切れない方は是非一度ご来院下さい。
詳しくはこちらをご覧ください。
当院は山口県で唯一の標榜許可のある医院です!
日本 AKA医学会は 1998年より指導医専門医制度を導入しました。指導医専門医資格は AKAの治療技術が一定水準以上に達していると日本 AKA医学会が認めた資格です。
2022年 7月 3日の日本 AKA医学会理事会において、「医師の AKA-博田法 標榜等許可基準」が改定され、指導医が A,B,Cの 3階級に分けられました。標榜可能な階級は上級指導医、指導医 Aと Bで、 Cは標榜できません。


写真の指導医認定書と標榜許可書の認定期限は 2024年 3月ですが、実際には 2028年 3月です。詳しくは AKA医学会の ホームページをご覧ください。
日本AKA医学会
上級指導医
・博田節夫
指導医A
・矢倉久嗣
指導医A‘
・岡崎達司 木檜晃 平野裕司
指導医B(五十音順)
・伊与木増喜・岡田征彦・大寺和満・小野誠・小俣昌大
・表寛治郎・片岡浩晶・片田重彦・柴田俊弥・新谷貫之
・住田憲祐・住田憲是・田中忠蔵・田村阿津王・広田高明
・堀司郎・前原洋二
指導医C
・上記以外の指導医全員
当院でのAKA-博田法の取り組み


また 2009年 11月には宇部全日空ホテルに於いて会長として第 31回 AKA医学会学術集会を開催しました。
現在も、一か月に一回博田先生から直接、技術指導を受けています。



AKA-博田法とは?
AKA-博田法「エーケーエー」とはArthro Kinematic Approach ( 関節運動学的アプローチ )の略で、関節運動学に基づき、関節神経学を考慮して、関節の遊び・関節の滑り等の関節包内運動( 関節の中の動き )を治療する方法及び関節面の運動を誘導する方法と定義されています。
どんな治療法なの?
AKA-博田法の治療の実際
治療を開始する関節は、まず、脊椎の下端にある仙骨と骨盤骨の腸骨の間の仙腸関節です。この関節は最近まで動かない不動関節といわれていましたが、実際には数ミリ動くことが当学会の研究でわかってきました。治療者はこの関節の動きを感じながらゆっくりと動かします。そのため治療を受ける患者様は、触れられる程度にしか感じません。この関節の動きの異常や炎症は、レントゲンやMRIなど検査画像には現れないので、AKA-博田法で直接この関節を動かして、改善させることで異常が判明します。治療頻度は、2~4週間に一度が理想ですが、少なくとも一週間は空けた方が安全です。
その他、詳しくはこちらをご覧ください。
どんな症状に有効?
AKA-博田法の効果が期待できる症状
【 腰痛 】
腰痛、なかでも重いものを抱えたり、不意に腰を動かしておこるギックリ腰には効果が期待できます。この場合一回の治療でほとんど腰痛が消失することもあります。他の病院で神経痛や椎間板ヘルニアと診断されたが、症状が改善しない場合や、脊柱管狭窄症と診断されたが、腰の曲げ伸ばしによる腰痛が残る場合は効果が期待できます。勿論ヘルニアが原因で腰痛が生じることもあり、その場合AKA博田法で治療しても効果がなければ、当院ではMRIを撮像して、ヘルニアが確認されれば、神経根ブロックを実施して腰痛の原因を突き止めます。
【 頚部痛及び頑固な肩こり 】
いわゆる寝違いといわれる頚部痛には効果があります。
高齢者の頚部痛は、炎症が原因である疑痛風によるものがありますが、血液検査で診断可能で、この場合鎮痛剤を投与すれば劇的に改善します。頸椎の神経痛との鑑別は難しい場合がありますが、MRIや神経学的所見を参考に、AKAを実施して効果がなければブロック治療も考慮します。
【 股関節痛 】
腰痛のあるなしにかかわらず、炎症やレントゲンで異常がない場合には、1,2回の治療で完治します。
変形性股関節症による股関節痛の治療は鎮痛剤の投与か手術しかないの現状ですが、AKA療法は疼痛をかなり軽減します。当院でも10年近く手術をせずにAKA治療を受けておられる方もいます。ただしレントゲン上の変形や股関節の動きを改善することはできません。
人工関節手術の適齢期である60歳までの繋ぎの治療とお考え下さい。手術を勧められたが、手術に踏み切れない方は是非一度ご来院下さい。
詳しくはこちらをご覧ください。
当院は山口県で唯一の標榜許可のある医院です
日本 AKA医学会は 1998年より指導医専門医制度を導入しました。指導医専門医資格は AKAの治療技術が一定水準以上に達していると日本 AKA医学会が認めた資格です。
2022年 7月 3日の日本 AKA医学会理事会において、「医師の AKA-博田法 標榜等許可基準」が改定され、指導医が A,B,Cの 3階級に分けられました。標榜可能な階級は上級指導医、指導医 Aと Bで、 Cは標榜できません。


写真の指導医認定書と標榜許可書の認定期限は 2024年 3月ですが、実際には 2028年 3月です。詳しくは AKA医学会の ホームページをご覧ください。
日本AKA医学会
上級指導医
・博田節夫
指導医A
・矢倉久嗣
指導医A‘
・岡崎達司 木檜晃 平野裕司
指導医B(五十音順)
・伊与木増喜・岡田征彦・大寺和満・小野誠
・小俣昌大・表寛治郎・片岡浩晶・片田重彦
・柴田俊弥・新谷貫之・住田憲祐・住田憲是
・田中忠蔵・田村阿津王・広田高明・堀司郎
・前原洋二
指導医C
・上記以外の指導医全員
当院でのAKA-博田法の取り組み


また 2009年 11月に、宇部全日空ホテルに於いて会長として第 31回 AKA医学会学術集会を開催しました。
現在も、月に一回のペースで、博田先生から直接、技術指導を受けています。


